何もない日は、本当に何もない日であり、今日がまさしくその日だった。
一年に何度かあるこの日は、24時間のうち一体何時間寝られるかを試すかのように、ただひたすらに睡眠という名の行為を貪るだけ・・・
夢を見ることもない。
現在に在りながら、現在から離れられるであろうの場所への遊離。
ただそれだけの行為。
ただそれだけの行為。
何かあるって・・・何?
①身体感覚的に、他者(人、事柄)を受け取り衝きあげる感情と、その抑制とへ自分自身が分裂した「からだ」の状態。
②抑制する自分がなくなって、感情が一挙に頭まで吹き抜ける軽快な「からだ」
③違和に対しては、極めて敏感でありながら、それを吐き出してしまうことも、腹に納めてしまうこともできない、唯だ立ちつくしているだけの「からだ」
「からだ」は現在に在る。
「感情は?」
「ない」
「なんで?」
「あったら、何もないなんてことはない」
「そうなの?」
「さぁ・・・」
逃げている・・・
それは遊離ではなく逃避だ。
もう一度いう「それは遊離でなはく逃避だ」
逃げちゃだめだ。
逃げちゃだめだ。
逃げちゃだめだ。
そう・・・
逃げちゃだめだ。
「ただいま」
「おかえり」
こうして、今日累計14時間ぶりに現在に在る。
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